こんにちはmaruです。
今回は介護で大切な基本的な話をしたいと思います。
「え?何で介護の基本の話?」と思われたかもしれませんが、
私が介護の資格を取るために勉強した時に、私自身がそれまで介護について思っていた概念とは全く違っていたので、
きっと介護に携わった事のない方の中には、私と同じ様に思っている方がもしかしたらいるかもしれないと思い
今回は、当時私が勘違いしていた事も交えて、簡単に介護の基本の話しをしていきたいと思います。
介護とは?
ひと言でいうと介護とは、援助を必要とする人に対する日常生活面におけるケアの事です。
もう少し解かりやすくいうと、心身に障害があり日常生活に支障をきたしている人の心身の状況の変化に応じて必要な援助・支援をする事です。
そう!この必要な援助・支援というところがポイントです
介護する上で絶対知っておきたい事!
それは介護する人は、単に介護される人の「生活を代行をする」という事ではないということです。
残存機能を重視した援助・支援が最も重要で大切になってきます。
介護する側が優しい人であればあるほど、ついつい何でもしてあげたくなると思いますが、それはかえって介護される人の残存機能の低下につながり、ひいては活動の自立度の低下にもつながってしまうのです。
ですから、何かをしようとする時、多少時間がかかっても自立度を高める支援いわゆる「見守る」事がとても大切で
それこそが介護の基本となります。
以前、介護の勉強をするまでの私は、【何でもしてあげる事=親切=介護で大切な事】だと勝手にそう思い込んでました。
しかし、介護する上で最も基本的な考え方は、残存機能を低下させないように、援助・支援していかなくてはいけないという事です。
これは一見簡単なようですが、介護する側にとって実は一番、神経をフルに使う必要があり、その時その時の状況判断が求められる重要な課題です。
では、次に介護の基本原則についてご説明します。
介護の基本原則
1、利用者(介護される人)の日常生活を理解する
2、利用者との信頼関係を築く
3、利用者の自己決定を尊重する
4、利用者の安全を考え害を及ぼさないように行動する
5、利用者の生活の自立拡大に努める
以上が介護をする上で大切な事(心構え)です。
少しでもあなたの参考になれば幸いです。
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